恵まれた風土や長い伝統に育まれてきた日本文化。 花を愛する心も日本人には深く根ざしていると言えるでしょう。 四千五百十六首を集めた「万葉集」のおよそ三分の一が、 何かしら花や植物について詠まれたものであることからも 日本人の花へのこだわりが現れています。 花やみどりが人をなごませ癒す効果は、今も昔も変わりません。 もの言わぬ花々は長い年月、何を記憶したのでしょうか・・・ いにしえの花々に想いを馳せた作品の数々を、 しつらいとともにお楽しみください。